ヲチタ
ドスン、という鈍い音。
その直後、すさまじい音量で響き渡る太郎の鳴き声。
まさか・・・・・・・・・
血の気が引く思いで大慌てで寝室に飛び込むと・・・その「まさか」の状況がそこにはありました。
高さ40~50cmの大人用ベッドから転がり落ちて、フローリングの床につっぷして泣く太郎。
夢中で太郎を抱きしめ、ゴメン、ごめん、ごめんネ・・・とうわごとのようにつぶやきながら、家の中をうろうろと歩き回るかーちゃん。
しばらく泣いていた太郎。
かーちゃんの腕の中で、何分かするとなきやみました。
深呼吸をして、外傷の確認。
額の左部分が少し赤くなっているほかは、腕、足もさわってもいただがることもなし。
後頭部、側頭部などに特に腫れやたんこぶ、出血もなし・・・。
泣き止んで、かーちゃんのあやしに対して笑顔も出てきたところで、かーちゃんも肩の力が抜けました。
とりあえず赤くなった額を濡れタオルで冷やして、様子をみることに。
何分、落下の瞬間をかーちゃん自身が見ていないので、どこをうったのかいまいちよくわからず、医療本とにらめっこしながらとにかく太郎の様子を観察し、夜になりました。
その日の夜、入浴後、いつものように200ccのミルクを飲み干した後、乳の吐き戻しがありました。飲みすぎたのか、頭部をうったことの影響なのか・・・Kと相談し、念のため夜間の救急外来を受診。診察結果は、ただの乳の飲みすぎによる吐き戻しでしょう、とのことでひとまず安心・・・。
医師からは念のため1日は様子を見ること、手足の動きなど異常はないか良く観察するように、と言われ、やっと(´▽`) ホッと一息つくことのできたかーちゃんでした・・。
完全なかーちゃんの不注意。
添い乳をしてベッドの上に寝かしつけ、自分の昼食の用意をしようと台所に立った直後の出来事でした。
いつもは大人用ベッドに寝かせる時は壁と反対側に毛布や枕をおいて転倒防止対策を一応ほどこしていたのに・・・・あの日に限って、、、、いや、そんなの言い訳になりません。
かーちゃんが悪い。
あれから5日たちますが、特に変わった様子もなく、ますます元気に動き回る今日この頃。
太郎、ごめんね。
そして、上手に落ちてくれてありがとう・・・。
「目が離せない」という言葉を骨身にしみて感じた今回の事件でした。
・・・あの太郎がベッドから落ちた時のドスン、という鈍い音・・・しばらく耳の奥に残りそうです。
by chiezou192 | 2005-07-13 16:08 | ◇育児